シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| を見た日記

※ネタバレあり 感想ありの日記

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観た

良かった〜！！！

（フォントのかえ方分かんなかったのでドデカ太字に変換して見てください）

元々もっと早く見に行く予定が緊急事態宣言で映画館が閉まってお流れになったせいで半分忘れていた。

そこで『竜とそばかすの姫』が公開され、映画館という概念が脳内に復活したのだった。

（竜そばは細田守監督と相性が悪いので見に行く予定は無い）

やると決めたらすぐやりたくなるのが私の髄なので

その日の在宅のバイトを23分バックれて映画館に向かった

ウキウキで人生初のポップコーンも買った

ポップコーンは口に残る硬い皮が嫌い

でもキャラメル味を口に運ぶ媒体としてとても美味しかった

見た結果

良かった〜！！！（デカ文字）

もうね序盤から最後までずっと面白かった

私はいつも細かいこと考えず感覚で見るので

気を抜くと大事なシーン流し見しちゃうんだけど

あの音楽と共にセリフなしで流れるアヤナミ（仮称）の田植えシーンも釘付けだったもんね〜！！

捨てるところなしの2時間半。誇張なく一瞬で終わった。

マリが歌うようにエヴァの世界はある意味『♪2人の為〜世界がある〜の〜』だったと思うんですが

そこをついに、ね、出ていくんですよ

過去に目を逸らす訳じゃなく、しっかり「好きだったんだと思う」と当時の初恋を真っ直ぐ！！見据えた上で！！！

見据えてるけど！！視線の先にはもう！！

外の世界が見えてるんですよ！！

感無量ですね

人を恐れ、感情ごと消す事を求めた

人を愛し失い、そこから目が離せなかった

そんな碇ゲンドウをシンジは、アスカは、越えていくんですね

そこにはたくさんの人間の『人を信じる心』が詰まっています

昔の私が見たら反吐が出るラストだったかも知れません

「なーんだ結局ご都合主義か」と

でも今はそうは思わない

私はアダルトチルドレン（機能不全家族で育った成人）の自助グループに1年半通っています

親を憎み他人を恨み世界を恐れていました（まあまあ今も）

何をやっても上手くいかなかった（これも今も）

だからエヴァの物語に共感を覚えたし

将来は山奥の小屋を購入して一人で生きていこうと考えてた

でも 苦しみもがいてやっと気付いた真実

人の中で受けた傷は人の輪の中でしか癒せない ということ

めちゃくちゃ残酷だと思いません？私は思います

こんなにボロボロなのに何でまた傷付きに行かなきゃいかないのか

でもそれしかないみたいなんです

何でしょうね

もしかしたら違う人もいるかもしれない

でも私にはそうとしか思えないんです

もし神が居るとしたら

人間は手と手を取り合って初めて力が出せるように設計されてるんだと思います

だから私はエヴァのラスト

本当に良かったと思いました

ただね、私はまだ登場人物ほど大人にはなりきれてなくて

今回のエヴァに、ぶつかりながらも真っ直ぐ進んでいく登場人物と

それを描き切れるほど大人になった製作者が垣間見れて、正直めちゃくちゃ焦りましたね

上の方でめちゃくちゃカッコつけて書いときながらアレですけど、割合として3日に1回は世界が滅んでも良いと思う日がまだ来てるし

世界になんて飛び込みたくないし、他人なんて怖いだけだし、何考えてるか分からないし、私は誰にも必要とされてないし、もし私にこんな世界を救う役目が与えられても

ぜっっったいに嫌

まあ映画は2時間半で終わりますけど自分との付き合いは一生物なんで、そんなすぐ解決しないかーって感じですね

話をエヴァに戻して

アスカめっちゃ可愛かったね

よくあるレイ派かアスカ派かってやつ

私は素直系ツインテール（結ぶ位置に強いこだわりあり）の女の子が好きなのでどっちも普通だったんですけど

最後でもう、アスカの好感度がうなぎ登りですよ

アスカってまずいつも噛ませになってて可愛い

何よりもう、、ケンケン、、、！

そこいくんだ、、くるんだ、、、っていう驚き、そして驚き以上にそこしかないと言うしっくり感！！！

あれはね、正解ですよ

アスカさんおめでとうございます

あなた正解出しました

結局式波がクローンという悲しい事実発覚でオリジナル含めて魂がどうなったのか感覚見の私には分かんなかったんですけど

ラストの駅のシーン、あれは少なくとも魂レベルでは全員が幸せになったという解釈をしたので

本当に良かった〜！！！

全然話変わりますけど

ご飯食べに行ってふたつのメニューでめちゃくちゃ迷った結果、何故かどっちでもない第3のメニューを選んじゃったってことありません？

マリエンド見てその感覚を思い出しました

マリに失礼 ごめんね

マリの正体は漫画版で知ってたはずなんですけどマルっと忘れていてちょっとびっくりしました

鳥頭なんで2度驚けてお得です

でもしょうがなくないですか？

漫画版2013年だよ....8年もありゃ私だって成長してる....人間だもの

そんなこんなで纏めると

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||はこれからも成長しないとと思わせてくれた作品でした